円安と原油高騰の二重苦、日本で高まるスタグフレーションのリスク
原油価格の高騰と円安の進行が相まって、日本がインフレと景気停滞が共存するスタグフレーションに陥るリスクが高まっている
Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg原油価格の高騰と円安の進行が相まって、日本がインフレと景気停滞が共存するスタグフレーションに陥るリスクが高まっている。これにより政府は財政支出の拡大を迫られる可能性があり、日本銀行にとっては金融政策の正常化が複雑になりかねない。
中東情勢の緊迫化に伴って原油輸送が混乱し、世界のエネルギーインフラへの影響が拡大する中、9日の原油価格は1バレル=120ドルに迫った。円は対ドルで下落し、2024年に日本の通貨当局が円安阻止に動いた160円に接近している。日本株は急落し、長期国債利回りは上昇した。