米プライベートクレジット、苦渋の選択迫られる-償還請求急増で

  • ブラックロックのファンドは資金引き出しの上限を5%に設定
  • 個人投資家の反発招く恐れがある一方、他社の追随容易に
アポロ・グローバル・マネジメントのジョン・ジト氏(3月4日)Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米プライベートクレジット業界の幹部らは、避けることができない選択の時が迫っていると、数カ月前から感じていた。

  ノンバンク融資案件の目立った破綻が相次ぎ、投資家の間に動揺が拡大。人工知能(AI)の影響に脆弱(ぜいじゃく)なソフトウエア企業への高エクスポージャーにも不安が増していた。業界が長年かけて開拓してきた個人投資家が、最大級のファンドから資金を引き揚げ始め、保有ローンの投げ売りを防ぐために設けられた制限を圧迫していた。