新消費の主役α世代-企業が狙う15兆円の購買力「10歳で6割超が高級ブランドを所有」
- 世界人口の25%を占める最大世代、米国だけで年間1000億ドル超支出
- α世代はAIネーティブ、高級ブランド志向で親の購買決定も左右
α世代の子どもたち
Illustration: Justin Metz for Bloomberg Businessweekどの世代も、自分たちの後に続く世代には気概や勤勉さ、年長者への敬意が欠けていると評するのは世の常だ。紀元前350年にアリストテレスが、若者は「何でも知っていると思い込み」、「自制心を欠き」、欲望は激しいものの長続きしないと嘆いた。近年でも、ベビーブーマーはX世代を批判し、X世代はミレニアル世代を、ミレニアル世代はZ世代をやり玉に挙げてきた。
しかし、そうした世代間の不満の連鎖の中でも、2010年から24年生まれのα(アルファ)世代に向けられる批判は、成長の初期段階にいることを踏まえても、とりわけ厳しい部類に入るだろう。最年長でもようやく16歳になったばかりで、最年少はまだおむつをしている。