原油100ドル目前、ホルムズ海峡の通航停止続けば-数日以内との予想も

  • タンカー不足や貯蔵逼迫で減産圧力、護衛効果には懐疑論
  • 日本は備蓄放出検討との報道、カタールは原油150ドルを警告

米テキサス州ベイタウンにあるエクソンの製油所(5日)

Photographer: Mark Felix/Bloomberg

世界のエネルギー市場で過去最大級の混乱が始まってから1週間がたったが、原油価格は依然として過去の危機時に見られた水準を大きく下回っている。ただ、エネルギー企業の経営者やトレーダーの間では警戒感が強まりつつあり、中東での戦闘が続くほど危機的状況に近づくとの声が増えている。数日以内に原油価格が1バレル=100ドルに達するとの予測も複数出ている。

  ホルムズ海峡を通過する船舶の往来はほぼ停止しており、エネルギー市場にとって長らく最悪のシナリオと考えられてきた状況が現実のものとなりつつある。湾岸地域に停泊する空の大型原油タンカーの数は減少しており、追加の生産削減を余儀なくされる時期が早まっている。