ECB、インフレ上振れリスクに「強い警戒」必要-シュナーベル理事
- 現在の地政学的・マクロ経済的な環境、インフレに上振れリスク生む
- 目標からの一時的で小幅なかい離なら、政策への影響は限定的
シュナーベルECB理事
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg欧州中央銀行(ECB)は、イランでの戦争のような地政学的なイベントに起因するインフレ上振れリスクを注視する必要があると、シュナーベル理事が論じた。ただ、物価の伸びが目標に合理的に近い水準にとどまる限り、対応する必要はないとの見解も示した。
シュナーベル氏は6日、インフレが中期で2%の目標を満たす見通しで、消費者のインフレ期待も抑制されていることを挙げ、「金融政策は引き続き適切」だとニューヨークで発言。だが、中東情勢の悪化で物価見通しの不確実性が高まっているとして、ECBは「安穏としてはいられない」と述べた。