日銀4月利上げの確率は50%、中東情勢の緊迫化受けて-前田元理事

  • 影響が短期で収束なら4月に利上げすべきだ、政策対応が遅れるリスク
  • 順調推移なら政策金利は来春に1.5%へ、物価安定こそ政府政策を支援
前田栄治元日銀理事Source: Bloomberg

日本銀行理事の前田栄治ちばぎん総合研究所社長は、中東情勢の緊迫化を受けた先行き不透明な現状を前提に、日銀による追加利上げの時期は4月と6月の可能性がそれぞれ50%との見方を示した。

  前田氏は6日のインタビューで、中東情勢が世界・日本経済に与える影響は現段階で全く読めず、原油価格が上昇する中、日銀が重視する基調的な物価上昇率は上下双方向のリスクがあると指摘。追加利上げは基本的に4月か6月とし、可能性は「どうなるか分からないという現状で考えた場合、それぞれ五分五分ではないか」と語った。