トランプ氏に逆風、原油高と金利上昇が招く生活苦-イラン攻撃で激変

  • 民主党はアフォーダビリティー争点化、共和党の逆風になりかねない
  • 「成功の尺度としている以上、失敗から逃れられない」との指摘も

ガソリン価格の表示(米カリフォルニア州クロケット、3月2日)

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

トランプ米大統領は、イランとの軍事衝突に突入するまでは、意図的だったにしろ偶然だったにしろ、三つの重要な金融市場で望んでいたと思われる結果を実現していた。原油価格の下落と米国債利回りの低下、そしてドル安だ。

  しかし、米軍とイスラエル軍がイラン攻撃を開始し、同国が中東各地を標的とする反撃に出たことで、前提が覆された。中東各地が軍事衝突に巻き込まれる状況で、原油価格は急騰し、インフレ不安が高まり、米連邦準備制度の利下げ再開の道筋が複雑化した。