サウジ原油を迂回輸出、紅海ヤンブーから-ホルムズ海峡の実質封鎖で
- 超大型タンカー5隻が今月、サウジ西岸ヤンブーで積み込みを行った
- 平均出荷量は日量約250万バレルと前月78万6000バレルから増加した
ペルシャ湾に向かう超大型タンカーの一部は、紅海沿岸のサウジアラビア・ヤンブー港に進路を変更
原題:Saudi Arabia Races to Re
Bloomberg世界最大の原油輸出国サウジアラビアは、数百万バレルの石油の紅海沿岸からの出荷に向け、輸出ルートの変更に動き出した。中東での衝突拡大で輸送の要衝、ホルムズ海峡が封鎖される状況で、世界中の買い手への供給を維持することを目指す。
ブルームバーグが集計したタンカー追跡データによると、今月に入り5隻の超大型タンカーがサウジ西岸ヤンブー港で積み込みを行い、同港からの輸出量は2月の平均の3倍に増えた。サウジは通常、原油の大部分をペルシャ湾のラスタヌラ港から出荷している。同港での積載は停止していないが、軍事衝突の影響で、港を離れ通常通り航行することは困難だ。