ブラックロック、またプライベート融資で全額償却-満額がゼロに

  • 昨年11月には別のローン債権で評価をゼロに引き下げ
  • 流動性の低いローンの評価と、借り手企業の業績悪化に時間差

ニューヨーク証券取引所のモニターに表示されたブラックロックのロゴ

Photographer: Michael M. Santiago/Getty Images

米投資運用サービス大手ブラックロックのプライベートクレジット(ノンバンク融資)部門は、3カ月前に満額評価していた法人向け融資債権を全額償却した。同社は昨年11月にも、別のローン債権で価値をゼロに引き下げる減損処理を行っている。

  貸出先のインフィニート・コマース・ホールディングスは、エステ関連製品から電球に至るまで幅広いオンライン販売業者を買収する、いわゆるアマゾン・アグリゲーターだ。ブラックロック傘下のビジネス開発会社(BDC)であるブラックロックTCPキャピタルは先週、10-12月(第4四半期)の事業報告で、約2500万ドル(約40億円)のインフィニート融資の価値をゼロに引き下げたことを明らかにした。