イラン指導部、生き残り賭け消耗戦覚悟-米・イスラエルと我慢比べ

  • 米国とその同盟国が容認できるよりも大きな痛みに耐えられると確信
  • 「戦略目標は勝利ではなく、生存だ」と国際危機グループのバエズ氏

がれきと化した警察本部(3月3日、テヘラン) 

Photographer: Morteza Nikoubazl/NurPhoto/Getty Images

イランにとって存続を懸けた戦いは目新しくない。約8年に及んだ1980年代のイラクとの苛烈な戦争、経済を揺るがす20年に及ぶ制裁、体制に対する度重なる街頭抗議。それでも常に生き延びてきた。だが、過去5日間にわたるイスラエルと米国による壊滅的な空爆に匹敵する事態には直面したことはない。

  最高指導者ハメネイ師を含め、これまでに少なくとも1100人が死亡し、首都テヘラン国をはじめとする国内各地で多数の建物が破壊された。準国営タスニム通信によると、攻撃に巻き込まれた女子校では、少なくとも生徒168人が死亡した。