米最高裁で違法判断の関税分、算入停止を命令-還付簡素化に向け貿易裁

  • 国際緊急経済権限法に基づく関税巡り国際貿易裁判所が命令
  • 還付の手続き「かなり円滑に」進めることが可能-判事表明

米国際貿易裁判所の判事は、最高裁が違法と判断した関税巡り政権に計算の停止を命じた

Photographer: Kyle Grillot/Bloomberg

米国際貿易裁判所の判事は4日、トランプ大統領が国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき講じた世界的な関税措置を連邦最高裁が違法と判断したのを受け、関税計算に当たってIEEPA関税分の算入停止を政権側に命じた。関税還付手続き簡素化に向けた動きとなる。

  ニューヨーク市にある国際貿易裁判所のイートン判事は4日の命令で、米税関・国境警備局(CBP)に対し、トランプ氏の緊急関税措置を巡り、輸入業者の通関書類上の算入を停止するよう指示した。最高裁が同関税を違法と判断した後も、政府が算入を続けている理由についても疑問を呈した。