イランの報復攻撃、日本のアルミ調達に波及も-割増金10年ぶり高値視野

日本のアルミ加工メーカーが資源大手に支払うプレミアム(割増金)が約10年ぶりの最高値となる可能性が浮上している

Photographer: Graham Hughes/Bloomberg

米国とイスラエルの攻撃に対するイランの報復に伴う混乱が、原油や天然ガスだけでなく、アルミニウムの調達価格にも波及しそうだ。日本のアルミ加工メーカーが資源大手に支払うプレミアム(割増金)が約10年ぶりの最高値となる可能性が浮上している。アルミは飲料用容器や自動車部品、窓枠などの建材など幅広い用途で使われており、長期化すれば最終製品の値上がりにつながる可能性もある。

  割増金は各地域の需給を反映して、アルミ地金の売買に際しロンドン金属取引所(LME)の価格に上乗せするもの。米国による関税措置などにより昨年から上昇傾向が見られていたが、先行き不透明な中東情勢が拍車を掛けている。