イランのミサイル・ドローン戦力とは-米国は大規模備蓄を警戒

  • イラン製ドローン「シャヘド」はロシアも使用
  • 紛争が長期化すれば迎撃ミサイルが不足するリスク
テヘランでミサイルとドローンを展示する展覧会が開かれた(25年11月)Photographer: Atta Kenare/AFP/Getty Images

欧米の制裁で空軍が弱体化したイランは、ミサイルとドローン(無人機)への投資を大幅に強化した。その結果、米情報機関が中東「最大の備蓄」と2025年3月に断定した規模の関連システムを構築するに至った。

  こうした脅威の無力化は、米国とイスラエルが長く掲げてきた目標だ。両国はイランとの戦争において、他の軍事目標と並行してミサイルやドローンの拠点を攻撃。ただ、これらのシステムは広範囲に分散されているほか、しばしば隠蔽(いんぺい)され、場合によっては移動式だ。このため破壊は容易ではない。