ドル、究極の安全資産の本領再発揮-イラン軍事衝突、インフレ懸念で
- 世界の主要準備通貨としてのドルを巡る疑念の対抗軸に
- 米国がエネルギーの純輸出国に転じたこともドルの支え
100ドル紙幣
Photographer: Xaume Olleros中東での紛争拡大で、一つの事実があらためて鮮明となっている。投資家が安全資産に殺到する局面にあって、ドルが最も選好される資産であることに変わりはない点だ。
米国・イスラエルとイランとの軍事衝突激化を受けて株価が急落し、本来安全資産であるはずの金や米国債相場までもが下落する中、ドルの上昇が際立っている。紛争開始以降、ドルは2日間ベースで約1年ぶりとなる大幅上昇を記録している。