中国指導部、ミドルクラスの消費喚起へ-経済リバランス待ったなし
- 25年末の家計預金は約3760兆円超-将来への不安で貯蓄重視
- ミドルクラス、今後10年で倍増し8億人を上回る見通し
中国指導部は消費を工業化と経済発展の派生的な結果と捉えている
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg中国共産党の習近平総書記(国家主席)が率いる指導部がこれまで追求してきた成長戦略は、投資主導・輸出志向だった。そのため、経済を消費主導へシフトすべきだとの呼びかけにはあまり応じてこなかった。
だが今、成功すれば、中国と世界の経済関係を塗り替えかねない歴史的な転換が計画されている。習指導部は数日中に第15次5カ年計画を公表し、2030年までに消費を大幅に拡大させる目標を盛り込む見通しだ。国内支出を巡る従来の表現よりも踏み込んだ内容となる。