AI活用で4000人削減、創業者ドーシー氏の判断で広がる雇用論争
- ブロックの従業員半数近くの削減を発表、理由はAI活用による効率化
- コロナ禍での過剰採用による組織の肥大化が主要因とみる向きも
米フィンテック企業ブロックが従業員の約半数に当たる4000人を削減すると先週発表した際、共同創業者のジャック・ドーシー氏が示した説明は一見、単純明快にみえた。人工知能(AI)の活用で、より多くの業務をより少ない人員でこなせるという内容だ。
だがこの説明は、AIと雇用の将来を巡る複雑な議論に火を付けた。前例のないペースで雇用が奪われるとの強い懸念がある一方、企業が従来型のコスト削減を技術革新と装って実行に移しているとの冷ややかな見方も交差する。