日銀・氷見野氏、金融政策の「方針自体に変化あると考えず」-中東情勢で

  • 経済・物価への影響あり得る、政府と密接に情報交換ししっかり注視
  • 基調物価ほぼ2%も目標達成とは言えず、緩和領域での現行政策は適切

日本銀行氷見野良三副総裁は2日、足元の中東情勢の緊迫化を受けても日銀の金融政策運営の方針に変化が生じるとはみていないとの見解を示した。和歌山市内で講演後の記者会見で語った。

  氷見野氏は米国とイスラエルによるイラン攻撃後の中東情勢が経済・物価に与える影響について、現時点で予想を申し上げるのは控えるとしつつ、金融政策の「方針自体に変化があるとは考えていない」と言明。政府とも密接に情報交換を行いながら、「状況をしっかり注視してまいりたい」と述べた。