トランプ氏政策に「米国債離れ」のリスク、同盟国の保有維持が重要に
- 敵対・中立国は米債保有を縮小、資金手当てで同盟国への依存強まる
- 純債務国が友好国と敵対国の両方を敵に回すのは得策ではないとの声
ワシントンの米財務省ビル
Photographer: Samuel Corum/Bloomberg米国が膨らむ債務の資金手当てで、これまで以上に緊密な同盟国に依存する構図が強まっている。30兆ドル(約4690兆円)規模に上る米国債市場にとってはリスク要因だ。
ブルームバーグが米財務省のデータを分析したところ、米国と足並みをそろえる国々は2025年に米国債を4639億ドル相当買い越した。年間ベースでは少なくとも2016年以来の大規模な買い越額だ。対照的に、米国との結束が最も弱い国々は昨年、1252億4000万ドル相当の米国債を売り越しており、その規模は6年ぶりの大きさとなった。