膨張する国債費、29年度に社会保障費超え最大の歳出項目-財務省試算

  • 国債費41.3兆円、金利上昇で利払い費66%増見込み-社会保障費41兆円
  • 税収も95.5兆円まで伸びる、歳入不足補う国債発行は30兆円台で推移

財務省は26日、今後3年間で国債費が社会保障関係費を上回り、最大の歳出項目になるとの試算を公表した。金利上昇が利払い費増につながり、いっそう厳しい財政運営を迫られる可能性がある。

  「後年度歳出・歳入への影響試算」によると、名目経済成長率を3%、物価上昇率を2%とし、想定金利が2029年度に3.6%まで上昇することを前提としたケースで、国債費は26年度の約31兆3000億円から29年度に約41兆3000億円まで増える見込み。