米最高裁、トランプ関税の効力認めず-大統領権限を逸脱と判断
- 1977年国際緊急経済権限法(IEEPA)は関税について明示せずと指摘
- 判決6対3、輸入業者がどの程度税還付を受けられるかの判断は示さず
米最高裁はトランプ関税の効力を認めない判断を下した
Photographer: Pete Kiehart/Bloomberg米連邦最高裁は20日、トランプ大統領が打ち出した大規模な関税措置について効力を認めないとの判断を下した。トランプ氏にとっては看板政策の根拠が否定された形で、政権復帰後、最大の法的敗北となった。
最高裁は、トランプ氏が1977年国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づいて各国・地域に関税を課したことや、合成麻薬フェンタニルの米国流入対策として輸入関税を発動したことは大統領権限の逸脱に当たると判断した。判決は6対3だった。