クスリのアオキ、買収防衛で創業家vs物言う株主-157年の歴史か企業統治か

  • 議決権行使助言会社やアクティビストは反発、少数株主の意向が焦点
  • アオキはイオンの支配権拡大に危機感、関係悪化で資本提携を解消

クスリのアオキホールディングスは、17日開催の臨時株主総会で買収防衛策の導入を問う。祖業から考えれば157年の歴史を持つ創業家が経営権を守るのか、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の責任を訴えるアクティビスト(物言う株主)が影響力を強めるのか。経営陣の保身につながりやすいとして批判の根強い防衛策を株主が支持するか否かは、日本の市場改革の現在地点を映し出す。

  1869年に薬種商として創業し、現在は石川県を地盤に北陸や北関東などに展開する同社は、創業家出身の2人の兄弟が経営する。青木宏憲社長と弟の孝憲副社長だ。現在、支配権を巡って筆頭株主のイオンや香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメントとの緊張が高まっている。