リーマン破綻の教訓遠のく、大手米銀CEO報酬が4000万ドルの大台回復

  • 報酬の多くは株、株主利益との整合性助ける-ウェルズのメイヨー氏
  • ゴールドマン幹部賞与は過剰との批判も、競争に不可欠との主張通る

ニューヨーク市の金融街

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

世界金融危機への反省から、ウォール街では最高経営責任者(CEO)の報酬を抑制してきた。しかし20年近くを経て、記録的な高額報酬の時代は再来した。

  米大手銀行のCEOは全員、4000万ドル(約61億800万円)以上の報酬を受け取った。合計額は2006年と21年に記録した額を上回る。最近ではバンク・オブ・アメリカ(BofA)のブライアン・モイニハンCEOの25年報酬が4100万ドルに引き上げられたことが明らかになった。前年比17%の増額だ。シティグループは先日、ジェーン・フレーザーCEOの報酬を22%引き上げて4200万ドルにしたと発表した。