半導体メモリー不足が株式市場分断、AI需要で価格高騰-収束見通せず
- メモリーメーカー株バスケットは9月以降160%超上昇、家電株は軟調
- 供給混乱の株価への織り込みに疑問符、需給ひっ迫は年末まで持続も
価格が高騰する半導体メモリー
Photographer: Sergio Flores/Bloomberg半導体メモリー価格のここ数カ月の急騰で、株式市場では勝者と敗者の大きな分断が生じている。投資家はこの状況の終わりを見通せていない。
任天堂などのゲーム機メーカーや大手パソコン(PC)ブランド、アップルのサプライヤーなどは、収益性悪化懸念から株価が軒並み下落している。一方、メモリーメーカーの株価は前例のない水準に高騰している。資産運用会社やアナリストは、供給の確保や製品の値上げ、使用メモリー量を減らす設計変更などを通じ、需給逼迫(ひっぱく)を最もうまく乗り切れる企業はどこかを見極めている。