自民圧勝で市場は日銀利上げ前倒しを意識、財政拡張で円安継続の見方
- 政権安定は物価目標の実現にプラス、政策対応が遅れるリスクは警戒
- 高市首相は経済成長重視で利上げ緩慢の指摘も-初の日銀人事に注目
衆院選での自民党大勝を受けて高市早苗政権による財政拡張が当面は続くとみられる中、円安圧力の継続などを背景に、市場では日本銀行による利上げ時期の前倒しが意識されやすい情勢にある。
自民党が圧勝した衆院選を踏まえ、高市首相は8日のテレビ番組で「財政の持続可能性を大事にしていく。しっかりと強い経済を作っていく」と語った。選挙戦でも訴えてきた「責任ある積極財政」を推進していくと強調し、飲食料品の消費税率を2年間ゼロとする党の公約の実現にも改めて意欲を示した。