資生堂、構造改革に道筋で復活強調-今期純損益420億円黒字の計画
- 買収した米国発のブランド生かせず、投資額の約半分を減損処理
- 鍵は米州再建、新製品で消費者の人気を集める必要ある-アナリスト
資生堂は10日、今期(2026年12月期)の純損益は420億円の黒字見通しと発表した。前期の赤字から大幅な黒字転換を見込む。構造改革や値上げなどの効果で業績が回復するとしているが、「アキレス腱」の米州事業は直近の25年末まで苦戦が続いている。
新しい技術を組み込んだ新製品などの投入で売上高・利益ともに伸ばしていくと説明。低迷が続き、2025年12月期(前期)に減損損失を計上していた米国ブランド「ドランク・エレファント」についても、25年末でコスト構造改革アクションを完了したと強調した。