タイ下院総選挙、保守「タイの誇り党」が勝利-安定に寄与も
- 誇り党は全500議席のうち191議席獲得へ-国民党は114議席の見込み
- 与党という優位性やナショナリズムを強調した選挙戦展開が寄与
「タイの誇り党」本部に到着したアヌティン首相
Photographer: Dario Pignatelli/Bloomberg
タイ下院総選挙が8日投開票され、少数与党の保守政党「タイの誇り党」が予想外の勝利を収めた。王党派エスタブリッシュメント寄りの政党としては今世紀初の勝利となった一方、革新派勢力は敗北を喫することとなった。タイには一定の安定がもたらされる可能性がある。
開票率約93%の段階で、アヌティン首相率いるタイの誇り党は、全500議席のうち191議席を獲得する勢いだ。これは2023年の前回選挙での獲得議席数の約3倍に達する。事前の世論調査でリードしていた革新系の「国民党」は114議席にとどまる見込みだ。