暗号資産に再び「冬」の兆し、トランプ相場急反転で個人投資家を翻弄

  • トランプ期待で上昇も急落、ETFからも資金流出が加速
  • 相場変動は自然な動きとの声、「強気シナリオ」模索中
米ネバダ州ラスベガスで開かれた2025年ビットコイン会議の参加者Photographer: Ronda Churchill/Bloomberg

暗号資産(仮想通貨)の最も熱心な信奉者にとって、これまで考えられなかった事態が現実になりつつある。世界で最も影響力のある銀行や投資家、さらには米大統領からの揺るぎない支持があるにもかかわらず、新たな「暗号資産の冬」が到来する兆しが見え始めている。

  ビットコインは、変動の激しい黎明(れいめい)期をすでに脱したはずだった。ところが5日に13%急落し、前日比ベースで2022年11月以来の大幅安となった。当時はバイデン前政権下にあり、サム・バンクマンフリード被告が率いていた仮想通貨交換業者FTXが崩壊のさなかにあった。6日には持ち直したものの、衝撃と失望感は残った。