リーディー・ガロウド, コラムニスト

高市症候群に備えよ、トランプ氏と共通点

  • 高市氏も対立する人々をいら立たせる-支持者が過剰反応のケースも
  • 行間を読め-多くを語るが文字通り受け止める必要はない可能性

高市早苗首相

Photographer: Bloomberg/Bloomberg

トランプ錯乱症候群(TDS=Trump Derangement Syndrome)とは、トランプ米大統領に激しい嫌悪感を抱くが故に非論理的ないし一貫性を欠く立場へと反トランプ派を追い込む現象を指す略語だ。日本でも、別の「TDS」が起きようとしている。

  高市早苗首相にも同様に、対立する人々をいら立たせる力がある。衆議院を早期解散し、総選挙に踏み切るという大きな賭けに出たが、この判断は市場を揺さぶり、一部有権者の反発を買うとともに、野党に急ごしらえの再編を迫った。高市氏は連立与党で過半数を確保できなければ辞任するとも、すでに表明している。