英首相、エプスタイン氏と関係の上院議員巡り窮地-英国債が急落

  • マンデルソン元駐米大使の任命責任問われる-政権運営危ぶむ声も
  • 英10年債4bp下落、2-10年債スプレッドは2018年以来の大きさに

英国のスターマー首相

Source: UK Parliament

英国の閣僚や駐米大使を務めたピーター・マンデルソン元上院(貴族院)議員が、性犯罪で起訴され勾留中に死亡した米実業家ジェフリー・エプスタイン氏と親交があったとされる問題で、スターマー首相が任命責任を問われ、窮地に陥っている。与党・労働党内では、スターマー政権の存続を危ぶむ声も出始めているという。

  スターマー氏は5日、マンデルソン氏を駐米大使に任命したことについて遺憾の意を示し、同氏がエプスタイン氏と関係があることは周知の事実だったが、「その関係の深さと闇を誰も知らなかった」と釈明した。また、「彼はエプスタイン氏をほとんど知らないと偽った。このような欺瞞(ぎまん)は、公務には相容れない」と述べた。