TSMCが熊本での3ナノ半導体生産計画前倒し、2028年まで-関係者

  • 従来計画は27年末までに7ナノ半導体、技術水準引き上げ決定と関係者
  • 魏氏は日本政府の支援に謝意、経済安全保障の観点で意義深いと首相
TSMCの熊本工場(2024年5月11日、熊本県菊陽町)Photographer: Yuki Furukawa/Bloomberg

台湾積体電路製造(TSMC)は2028年までに日本で先進的な3ナノメートルの半導体生産を始める計画だ。従来は自動車などに使われる7ナノの生産を計画していたが、導入する技術レベルを引き上げる。AI(人工知能)関連向けに活用できる見込みだ。

  TSMCの魏哲家会長兼最高経営責任者(CEO)が5日、都内での高市早苗首相との面談で直接伝えた。魏会長は「日本政府の揺るぎない支援に感謝」するとした上で、「この工場は地域経済の成長にさらに貢献し、最も重要なこととして日本のAI(人工知能)ビジネスの基盤を形成するものと確信している」と述べた。