なぜソフトウエア株は急落したのか、AIの進化が揺るがすSaaSモデル
- アンソロピックの業務自動化ツール発表で株売り-SaaS企業に打撃
- LSEGやオラクルが軒並み急落-全体では時価総額5500億ドル超消失
約3年前の対話型人工知能(AI)「ChatGPT」登場以降、アナリストはソフトウエアのプログラミングや法務サービス、映画制作など広範な業種がAIによる破壊的変化に直面すると警告してきた。
しかし、投資家が一斉に脅威を認識したのは、相次ぐ低調な決算やAIモデルの進化、そしてAIスタートアップの米アンソロピックが法務業務の自動化を目的とする新たなツールを発表したことがきっかけだった。市場ではAIによる代替懸念を背景に、過去最大規模の株売りが発生。中でもSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)企業への打撃が鮮明となっている。