30年国債入札は「順調」、高利回りに需要-消費減税回避の思惑も

財務省が5日に実施した30年利付国債入札は、利回りの高さから需要が集まり順調に消化された。衆院選で自民党が議席を伸ばして安定政権が成立すれば、消費減税は回避されるとの見方が買いやすさにつながったとの見方が出ている。

  投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.64倍と過去12カ月の平均(3.35倍)、前回(3.14倍)をともに上回った。最低落札価格も96円80銭と市場予想(96円70銭)より高かった。大きいと不調を示すテール(落札価格の最低と平均の差)も11銭と前回(15銭)から縮小した。