FRB酷評のウォーシュ氏、議長で試される人心掌握力-交渉力には定評
- 元FRB理事のウォーシュ氏、包括的な改革を主張しFRB批判を展開
- 「尊敬される存在になることが必要」-ダドリー元NY連銀総裁
2002年の夏、当時32歳だったケビン・ウォーシュ氏は、その時代を代表する複雑な金融法案をめぐる政争の渦中にいた。
ホワイトハウスの若手スタッフの1人だったウォーシュ氏は、議会での密室交渉が最高潮に達した場面で、ブッシュ政権(当時)の窓口役として、民主党のポール・サーベンス上院議員からの厳しい追及を受けていた。サーベンス氏は、エンロン事件を受けて企業の財務報告を見直すための法案を共同で起草し、後にサーベンス・オクスリー(SOX)法として成立した。