任天堂株が急反落、メモリー価格高騰でスイッチ2に先行き懸念の声

  • 市場予想を下回る決算、販売好調でも収益性への視線厳しく
  • 来期以降の採算悪化リスク意識、ソフト構成とコスト動向が焦点
サンフランシスコにあるニンテンドーストアPhotographer: David Paul Morris/Bloomberg

任天堂株が一時前日比9.3%安の9146円を付け、2025年4月7日以来の日中下落率となった。昨年6月に発売した家庭用ゲーム機「スイッチ2」のハードは堅調に普及拡大しているものの、ソフトのラインアップの弱さやメモリー価格高騰に伴う採算性悪化リスクなど、先行き不透明感を懸念する声がある。

  3日の発表によると、スイッチ2の昨年10-12月期(第3四半期)のハード販売は701万台と市場予想の647万台を上回った。12月第4週までに累計販売1500万台を達成したのは過去最速ペースだという。一方で、同期間の営業利益は前年同期比23%増の1552億円で、市場予想(1807億円)を下回った。