ウォーシュ次期FRB議長候補への助言、「約束は控えめに」

  • ウォーシュ氏には多くの強みがある一方、困難な課題も抱える
  • 利下げと物価安定の両立、バランスシート圧縮は容易でない

ケビン・ウォーシュ氏

Photographer: Tierney L. Cross/Bloomberg

トランプ米大統領が次期連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名する意向を表明したケビン・ウォーシュ元FRB理事には、多くの強みがある。

  2008年の金融危機当時にFRBで勤務した経験、米金融大手モルガン・スタンレーで磨いた市場感覚、この時代を代表する投資家の1人であるスタンレー・ドラッケンミラー氏と10年余りにわたり仕事をしてきた実績が挙げられる。さらに、トランプ氏の言葉を借りれば「central casting(はまり役)」の容姿を備え、講演や寄稿、テレビ出演で明らかなように、言語表現にも優れている。