米国債入札、現行規模維持か-市場は利回り抑制の「不意打ち」を警戒

  • 四半期定例入札に関する4日の声明、計画に大きな変更なしとの見方
  • 発行削減示唆なら想定外-財務省は将来的な増額検討開始と昨年説明

ベッセント財務長官

Photographer: Valerie Plesch/Bloomberg

債券市場参加者の間では、米財務省が4日に公表する重要な声明で国債発行計画に大幅な変更を加えることは控えると広く予想されている。ただ、トランプ政権が他の分野で積極的な財政運営を進めていることから、市場では利回りを抑えるための想定外の措置が打ち出される可能性に警戒が強まっている。

  来週実施される四半期定例入札は、総額1250億ドル(約19兆円)規模となる見通し。2024年5月以降この水準を維持しており、据え置き期間としては2010年代半ば以来の最長となる。当時の発行規模は現在の半分以下だった。財務省はまた、「少なくとも今後数四半期にわたり」利付債の発行を安定的に維持するとする従来方針を改めて示すとみられる。