AIで負けられないマスク氏、企業群の統合探る-スペースX上場も視野

  • マスク氏の企業巡るM&A、財務エンジニアリングだけでは説明できず
  • テスラ特有の熱心な個人投資家層も合併の行方に影響

スペースXのスターベース工業団地の外壁に描かれた壁画(米テキサス州で2025年4月17日)

Photographer: Mark Felix/Bloomberg

イーロン・マスク氏はスイスで1月に開催された世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)にサプライズで登場し、若返りや人型ロボットに子どもの世話を任せる構想、太陽光発電のデータセンターを宇宙に打ち上げる計画について語った。最後のアイデアについては「頭を使うほどでもない」と言い切った。

  だが、こうした取り組みについて、どのように資金調達するのかは明確ではない。人工知能(AI)の開発に要する膨大なコストに加え、マスク氏の多岐にわたるビジョンを実現するためにAIを実装・運用する費用が、すでに同氏の広大な企業帝国の構造をゆがめ始めている。