【焦点】ECBはユーロ高警戒、米雇用統計と日本の消費動向にも注目
- ユーロがさらに上昇すれば、ECBで追加利下げを巡る議論が再燃も
- 1月の米非農業部門雇用者数、4カ月ぶりの高い伸びと見込まれている
欧州中央銀行
Photographer: Alex Kraus/Bloombergユーロ急伸は、欧州中央銀行(ECB)が今年初めて開く政策決定会合で大きな焦点になりそうだ。ユーロ圏のインフレ率は、共通通貨の上昇によって目標を一段と下回るリスクに直面しており、フランクフルトに集まるECB当局者に厄介な問題を突き付けている。
ECBは昨年6月以降、金利を変更していない。5日の会合も金利据え置きと見込まれている。ただ、議論の材料には事欠かない。政策当局が前回金利を決めた昨年12月18日以降、トランプ米政権による米連邦準備制度理事会(FRB)への攻撃や新たな対欧関税の脅し、そして直近ではドルの急落が起きた。