キオクシアHD会長、NAND専業に商機-競合は次世代品「HBM」を優先
- AIブーム追い風、市場成長をやや上回るペースで生産能力増強
- メモリー好況で株価は初値の14倍に、市況悪化やコロナ乗り越え上場
キオクシアホールディングスのステイシー・スミス会長は、韓国サムスン電子やSKハイニックスなどの競合が利益率の高い次世代品の広帯域メモリー(HBM)に傾倒しており、NAND型フラッシュメモリー専業の同社にとって有利な局面に入っているとの認識を示した。
キオクシアHDが手がけるNANDはスマートフォンやサーバーの長期記憶用データ保存に使われる。DRAMやHBMは短期記憶用で、最近では人工知能(AI)ブームを背景に高性能なHBMを手がける企業にとりわけ期待が集まっていた。