先進国になおコロナの影響、死亡率を恒常的に押し上げ-最新研究
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先進国になおコロナの影響、死亡率を恒常的に押し上げ-最新研究
Photographer: Brent Lewin/Bloomberg新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は、健康状態が悪い人の死期を早めただけにとどまらなかった。34カ国のデータを分析した研究によると、先進国の多くで影響がなお残り、死亡率を恒常的に押し上げている。
29日に米医学誌「JAMA Network Open」に掲載された研究は、パンデミックによって脆弱(ぜいじゃく)な人が予測よりも早く死亡すると、後年の死亡が減少するという「死亡の前倒し(mortality displacement)」と呼ばれる現象に疑問を投げかけた。調査結果はこの現象がまれであり、パンデミック期の死亡のごく一部しか説明できないことを示した。