為替介入の実績なし、3度の円急騰も「実弾」回避-温存戦略が鮮明に
- 23日以降は一時7円程度円高に、介入の有無に市場の注目集まる
- 神田前財務官は24兆円超の介入実施、戦略の違いが際立つ結果に
過去1カ月間に行われた為替介入額はゼロだった
Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg過去1カ月間に行われた為替介入額はゼロだった。1月下旬に3度にわたって円相場が急騰する場面があったが、政府・日本銀行は円買いの「実弾」を投入することなく過度な円安の進行を食い止めた形だ。
財務省が30日、2025年12月29日から26年1月28日までの介入実績を公表した。円は23日の東京時間夕とニューヨーク時間、27日のロンドン時間に急伸。市場では日米通貨当局が参考となる為替レートの提示を求めるレートチェックを実施したとの観測が浮上したが、日本の当局はその有無も含め対応を明らかにしてこなかった。