日本市場、AI投資懸念で株式軟調に-債券も利上げと財政警戒し下落へ
30日の日本市場では、人工知能(AI)投資の将来性や米国・イラン緊張化のリスクが意識され、株式は軟調な展開となりそうだ。日本銀行の追加利上げ観測や衆院選後の拡張的な財政政策に警戒が強い債券も下落する見通し。日本時間夜に財務省が公表する外国為替平衡操作の実施状況では1月の介入実績の有無が確認できるため、円相場も小動きが予想されている。
前日の米国株市場では順調な決算にもかかわらず、巨額のAI投資負担やクラウド事業の売り上げ鈍化などを理由にマイクロソフトの株価が10%急落。同社を含むS&P500ソフトウェア・サービス株指数は9カ月ぶりの安値を付けた。AI関連銘柄の一部に失速が目立つことが嫌気され、日本株市場でも半導体やデータセンターなどAI関連株に売りが広がる可能性が高い。