「預金はもう増えない」、減りゆくパイの奪い合いに―転機迎える銀行業界

銀行の預金獲得競争は2026年、転機を迎える。金利のある世界が到来し、収益拡大に向けた預金集めがより重要になる中、拡大傾向をたどってきた預金量自体が減るとの見方が浮上しているためだ。

  政策金利はすでに0.75%と30年ぶりの高水準になった。預金と貸出金の利ざやが拡大することで、安定的な預金の確保は銀行収益にとって重要な意味を持つ。一方、マクロでみた国内全体の銀行預金量は減少していくとの見方が複数の大手行トップから出始めた。減りゆくパイの奪い合いを意味する。