金価格に強気の波、初の5000ドル突破で上昇継続見込むポジション拡大

  • 金先物のインプライド・ボラティリティー、2020年3月以来の高水準
  • 金ETFのボラティリティーも上昇、コール・スプレッド取引が活発化

金の延べ棒

Photographer: Alessia Pierdomenico/Bloomberg

金価格が史上初めて1オンス=5000ドルを突破したことを受け、オプショントレーダーらは金のさらなる上昇に賭けている。

  金価格は2.5%高の5100ドル超まで上昇した。広範な金属相場上昇の一環で、投資家が国債や通貨を避け、金や銀など実物資産に資金を移す「ディベースメント取引(通貨価値下落に備えた売買)」が再び活発化していることが背景にある。トランプ米大統領が第2次世界大戦後に築かれたルールに基づく国際秩序に挑戦する中で、投資家は米国資産からの分散を一段と進めるとみられている。