インド、米国債売却を拡大-ドル資産離れの流れに加わる

  • インドの米国債保有残高、5年ぶりの低水準に落ち込む
  • 2023年のピーク時から26%減少し、外貨準備高の3分の1に
Photographer: Abeer Khan/Bloomberg

インドの米国債保有残高が5年ぶりの低水準に落ち込んだ。インド当局は通貨ルピーの防衛に取り組むとともに、外貨準備の分散化を進めている。一部の主要経済国が米国債市場から距離を置く、より広範な潮流に沿った動きだ。

  米政府が先週公表したデータによると、インドの長期米国債保有額は1740億ドル(約27兆6000億円)と、2023年のピークから26%減少した。インド準備銀行(中央銀行)によれば、外貨準備に占める米国債の比率は現在3分の1で、1年前の40%から低下している。