ゴールドマン、年末の金価格予想を1オンス=5400ドルに引き上げ

  • 中銀は金を月60トン購入へ、新興国は金への分散投資継続の公算
  • マクロ経済政策リスクに対するポジション、年内維持される見通し

ゴールドマン、年末の金価格予想を上方修正

Photographer: Matt Jelonek/Bloomberg

米ゴールドマン・サックス・グループは、2026年末の金価格見通しを従来予想から10%超引き上げ1オンス=5400ドルとした。中央銀行と上場投資信託(ETF)からの需要の堅調さに加え、民間部門による金への分散投資が広がっていることを反映した。

  同行の従来予想は4900ドルだった。ダーン・ストルイヴェン氏らアナリストは21日付のリポートで、マクロ経済政策リスクへのヘッジとして金を保有している民間投資家が、年末までこれらのポジションを維持するとの前提に基づく予想だと説明。2024年11月の米大統領選など特定のイベントに結びついた過去のヘッジとは異なり、財政の持続可能性といった認識されたリスクに対するポジションは年内に解消されない可能性があり、「より持続的だ」と指摘した。