ウォール街TACO取引、今回は期待裏切らず-脅しが現実になる危険残る

  • 市場の反応は素早く、S&P500種は1.2%上昇し、ボラティリティーは縮小
  • いつか「おおかみ少年」のシナリオになるのではないかとの懸念も

ニューヨーク証券取引所のフロアに掲げられたトランプ氏の帽子

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

トランプ米大統領が米国のグリーンランド領有に反対する欧州8カ国に追加関税を課す方針を示し、貿易消耗戦に突き進む中で、ウォール街は大統領の関心を引き、再考を促すには何が必要か思い巡らせていた。

  20日の米株市場で、S&P500種株価指数は、米欧の対立激化を巡る不安から約2.1%急落した。パニックに陥るような状況ではなく、トランプ氏を翻意させるには不十分と考える人もいた。