英インフレ率5カ月ぶり加速-航空運賃など寄与、予想上回る

  • 前年同月比3.4%上昇-春には予算効果で物価抑制の見通し
  • 英中銀の利下げ予測、市場ではほとんど変化なし
Photographer: Zula Rabikowska/Bloomberg

英政府統計局(ONS)が21日に発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.4%で、前月の3.2%から拡大した。市場予想の3.3%を上回った。政府の対策が春にかけて物価上昇圧力を抑制する見通しで、この上昇は一時的なものとみられる。

  英国のインフレ率は、昨年7月以来5カ月ぶりに加速した。ONSによると、この上昇は、タバコ税引き上げと、変動が大きい航空運賃の上昇が要因だ。イングランド銀行(英中央銀行)が注視するサービス部門の物価上昇率は、前月の4.4%から4.5%に上昇したが、予想より小幅な上昇に留まった。