日本国債ボラティリティー急上昇、米国債売りに連鎖リスク-シティ

  • リスクパリティ・ファンド、エクスポージャー最大3分の1売却必要も
  • 米国だけで最大1300億ドル規模の債券が売却される可能性も

麻布台ヒルズの展望台を訪れた人たち(東京) 

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日本国債のボラティリティーが急激に上昇すると、他の資産クラス、特に米国債のボラティリティー上昇を招くリスクがあり、ポートフォリオ全体の規模縮小を迫られる可能性があると、シティグループ・グローバル・マーケッツはみている。

  アジア取引戦略責任者モハメド・アパブハイ氏がまとめた20日の顧客向けリポートによると、株式や債券、商品など複数の資産クラスに対し同等のボラティリティーとなるよう資金配分するリスクパリティ・ファンドは、現在のエクスポージャーの最大3分の1を売却する必要性が出てくる可能性がある。これを引き金に、米国だけで最大1300億ドル(約20兆6000億円)規模の債券が売却されることも考えられるという。