トランプ氏の追加関税、物価への影響は「軽微」な見通し-仏中銀総裁
- 直接的インフレ効果は限定的、ユーロ高で逆効果となる可能性も指摘
- 物価の下方リスクになお警戒感-機動的・現実的対応の重要性強調
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行(中央銀行)総裁は20日、欧州と米国との貿易摩擦の激化は、インフレ見通しに大きな影響を与えないとの見方を示した。スイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で、ブルームバーグテレビジョンの取材に答えた。
ビルロワドガロー氏は、すでに実施されている関税はこれまでのところ、欧州の物価に大きな影響を与えておらず、新たな関税は「軽微な」影響しか与えなさそうだとしている。同氏は「追加関税が導入された場合、その全影響を精査すべきだ。直接的なインフレ効果は限定的だが、ユーロ高が進み、逆の効果をもたらす可能性もある」と語った。